株式会社Anfini(本社:東京都港区、代表取締役:橋本 純)は、採用プロセスの一環として、評価を一切行わない対話の場『ありのまま Session』を導入いたしました。本取り組みは、最終面接前に候補者と1対1で対面形式の対話を行い、企業選考という枠組みを超えて「個人の本音」と向き合うことを目的としています。■ 採用における“演じる構造”への課題意識現在の採用市場では、企業と選考者が「選ぶ・選ばれる」という評価バイアスに縛られ、互いに理想の姿を演じてしまう傾向があると考えられます。その結果、選考者は選考が進むにつれて、「本当にやりたいことなのか」「自分の人生とこの会社は本当に繋がっているのか」といった違和感を抱えたまま意思決定をしてしまうケースが少なくありません。こうした小さな認識のズレは、最終面接直前の辞退や、入社後の早期離職といった形で顕在化するケースも見受けられます。厚生労働省の調査(2024年)によると、新規学卒就職者の3年以内離職率は30%台で推移しており、2024年3月卒では37.9%となっています。こうした状況から、採用における構造的な課題の一つであると考えられます。Anfiniでは、この問題の本質は「評価する・される」という関係性そのものにあると考えました。単にポジションを埋めるための採用ではなく、その人の人生そのものに本気で興味を持ち、対等に向き合う「アナログな関わり」こそが、今の組織と個人の関係性を変える鍵になると考えています。■「ありのまま Session」とは『ありのまま Session』は、評価を行わない対話機械として設計された取り組みです。最終面接前に候補者と1対1の対面形式で開催し、選考という枠組みから切り離された対話を通じて、候補者一人ひとりの価値観や志向と向き合う機会を提供します。【目的】本セッションは、評価および合否判断を一切行わず、入社をゴールとすることなく、その先のキャリアを見据えた対話設計としています。・選考では十分に語られない本音や違和感の引き出し・候補者自身の志向やキャリア観の言語化・企業と候補者の価値観の重なりの再確認対話を通じて企業と候補者双方の認識の解像度を高めることで、入社前の期待値のすり合わせを精緻化し、入社後の立ち上がりや活躍を見据えた採用を実現します。 また、導入以降、候補者の意思決定プロセスにも変化が見られており、内定承諾に至るまでの判断がより迅速かつ主体的に行われるなど、意思決定の質とスピードの向上にも寄与しています。■ 企画担当者コメント(河野)「私たちが目指しているのは、人を採用することではなく、その人が納得して人生を選択することです。ありのまま Sessionは、選考者の方が『このキャリアを選んでよかった』と心から思える状態をつくるための時間であり、たとえAnfiniに入社されなかったとしても、その人の人生が少しでも前向きになるきっかけになれば、それが私たちの成功だと考えています。」■ 今後の展望『ありのまま Session』は採用プロセスにとどまらず、今後は社員にも展開していく予定です。新入社員やインターンをはじめとした若手を中心に、キャリアに対する納得度や自己実現の状況、日々の業務における違和感などを言語化する機会として、対話の場を継続的に設けてまいります。本取り組みにより、入社後のギャップの抑制に加え、個人が自身の価値観や志向と向き合いながら働くことができる環境の実現を目指し、「自分の人生を生きている実感」を持てる組織づくりにつなげてまいります。